矢印
before+画像を拡大する After+画像を拡大する

白地に青い柄のドレスシャツの染抜き相談を頂きました。

裾の辺りに茶色い染みが幾つか付いております。
お客様のお話によると「染みに成っていたのは気付いていたが、
ズボンの中に隠れてしまうので、そのままの状態で染抜きなどの
お手入れをしようと思わなかったが、さすがに茶色く目立ってきたので
染抜きをして欲しい。!」とのお話です。
染みが付いてからどの位の日々が経過しているか分かりません。!
油性の成分処理、水溶性の成分処理を行いましたが全く変化がありません。
何がしかのタンパク質が頑固に絡みついていると思われます。
染みが付き始めた頃は見た目には薄い黄ばみ程度だったと思いますが、
長く日にちが経過して行くうちに茶褐色に変化していったと考えられます。
この染みに対してタンパク質を分解する酵素を用いる事に致しました。
この酵素に水分を加えて塗布します。
一定の温度まで加温してこの温度を保ち、また水分も保ちながら
3~4時間ほど置いたあと、特殊漂白剤により部分漂白を行いまして、
無事に染み抜きを完了しました。
染抜きには時間もお金もかかります。
染みは放置しないでください。
染みや汚れでお困りの際は愛知洗い人のお店へご相談ください。