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本日は、ワイシャツに付いた頑固な茶色シミと、◎おまけコーナー(店主 南海 汐見橋線に乗る)をお届けします。

 

ビフォー写真の袖以外にも、全体に多数の同じシミが付いたワイシャツの事例になります。
輪郭が濃い茶色のシミだったので、多少は苦労するだろうなぁと思いながらシミ抜きに取り掛かりました。

 

シミが付いてる箇所が多く、広範囲だったので全体漂白コースで始めましたが、まったく落ちませんでした。

 

結局は酵素処理や、一ヶ所ずつのシミ抜きになって、ほぼフルコースの手順で行い、やっとキレイになりました。

 

見た目が同じ様な茶色のシミでも、強力な油やタンパク質の皮膜でコーティングされたシミになると、とても頑固なシミになっている為に、見積もり金額が高くなってしまう場合があります。
丁寧な説明を心がけておりますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

お近くの愛知洗い人加盟店はホームページ内の洗い人検索でお探しくださいね。

◎おまけコーナー(店主 南海 汐見橋線に乗る)

去年あたりから訪れたいと思っていた、大阪の都会の中にあるローカル線 南海電鉄 汐見橋線に乗ってきました。

汐見橋駅という名前ですが、連絡する最寄駅は地下鉄と阪神なんば線の桜川駅になります。
連絡する乗り換え駅と言っても、地下鉄の車内アナウンスでは乗り換え案内もしないくらい忘れ去られた様な駅になります。
しかも、JR難波駅から900m徒歩12分、京セラドームから1100m徒歩14分(Google マップ調べ)の好立地になります。

なのにこの昭和のレトロな雰囲気が漂う駅舎やホームなんです。
乗り鉄店主のオススメのアングルは、駅舎ナイスから改札口越しに見える頭端式の島式ホームの寂れたターミナル感がいい味出してて最高でした。
逆にホーム側から改札口を見るのもなかなかいいですよ。


汐見橋駅は昔々にもともとは、高野鉄道の大阪側のターミナル駅としてできたそうですが、難波駅をターミナルにする南海鉄道と合併して、高野山に向かう直通電車は乗り入れしなくなった歴史があるそうです。

使用されている車両は、昭和44年製の2両編成になります。
この車両が、この汐見橋線の分岐駅 岸里玉出駅の2両分しかない専用ホームとの間を、1編成で行ったり来たりで30分間隔で走ってます。


こんなローカルムード溢れる路線なんですが、岸里玉出駅付近を除いて全線複線の路線です。(まったくすれ違いをしないので単線でも大丈夫なんですけどね)

沿線には、レトロ感満載の駅がたくさんありますが、時間が無くて降りる事はできませんでしたが、車内からの眺めで、駅のほうのペンキが剥がれかけた板張りの塀や木製ベンチ、構内踏切、そして下町感がある街の風景を満喫できました。

店主が乗った列車は3人くらいのガラガラなまま、近代的な高架駅の岸里玉出駅 終点に到着しました。
折り返しの列車に乗って戻りましたが、その列車にも10人は乗ってませんでしたね。

こんな路線が都心のローカル線のまま残っているのは、ある理由があると言われています。
それは、大阪の北にある梅田からJR阪和線と南海線をつなげて、関西空港方面へのアクセスを強化する地下新線 なにわ筋線構想が浮上して、その線にこの汐見橋線を接続させる案が考えられたそうです。
しかし、結局は難波駅で接続させる案の方が有力になってしまい、この汐見橋線への接続はほぼ中止になってしまったみたいです。
利用価値があったので、昭和の状態のままほぼ手つかずで残っていましたが、利用価値が無くなったた今、いつまで残るからわからないと思います。

大阪へお出かけの際は、是非オススメしたい路線の一つです。
4.6キロ 片道 約9分のミニトリップですが、駅舎に車両、沿線の街、すべてに昭和レトロ気分を味わえる汐見橋線、皆さんもお出かけしてみてはどうですか。

エンパイヤランドリー  山田 雅之

まごころ仕上げクリーニング エンパイヤランドリー

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