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一度黄ばみになってしまうと、洗うだけでは薄くなることがあったとしても、なかなか完全には落ちない。

 

夏物は特に、衣替えのクリーニング時には水で洗う(水洗い・ウェットクリーニング)ことをお薦めしておりめすが、中にはそれらが洗濯表示で不可の品物も多いです。

 

私たち｢愛知洗い人｣は、例え不可でも水で洗う技術を習得している集団ですが、それでもやはり、無理なものはあります。

 

水洗い・ウェットいづれも不可で、白地の生地に濃紺・朱色みたいな柄があるものは、特に怖い。

 

特にウェット対応するものは、最終脱水も絞りシワがキツくならないように、甘くしてあります。

 

故に、クリーニング後直ぐは大丈夫に見えても、乾燥中に柄からじわじわと色が滲むことがあり、水で洗うことに二の足を踏むのです。もちろん色止め剤も配合してのクリーニングなのですが・・・。

 

今回の事例は、当店のお客様のです。

出してみたら脇黄ばみになっていたそうです。

 

夏物のドライクリーニングは、なるべく首回り・脇の汗処理はしているのですが、やはり全体を水で洗うのではないので、完璧とはいきませんね。

 

お客様～、すいませんでした。

しっかり復元再生加工しておきましたで～。有料でしたが(笑)。

 

言い訳しているのではないですよ～(笑)。

いざ脇黄ばみが発生しても大丈夫と言うお話です(笑)。

 

｢愛知洗い人｣ 木村 照臣