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今日はシャツの袖に付いた万年筆のインクのシミの事例と、店主 久しぶりに鉄旅に行く②~DL・SL YOGISHA よこかわ編~をお届けします。

 

インクのシミ抜きのゴールに近道は無く、薬品のチョイスを間違えずにコツコツ作業していく山登りの様なシミ抜きで、作業時間がかかるのでシミ抜き料金も高くなってしまう事が多いです。

 

今回のインクのシミは、お客様で何もしないで当店にお越しいただいたので、100パーセント近くキレイにできる確率が高い状態ではあったのですが、やっぱりインクのシミ抜きは困難を極めました。

頑固でなかなか落ちなくて 辛くなって「助けて!インクの神様!」と、何度も叫びたくなりましたが、自力でなんとかキレイにできました。

 

内緒ですが……、実は……、明日の投稿担当様が、なんと!あの‼︎ 有名なインクの神様なんですよ。

 

インクのシミでお困りの方は、堀田のインクの神様 又は、お近くの 愛知洗い人加盟店にお任せくださいね。

愛知洗い人ホームページの洗い人検索では、加盟店が地図上にマッピングされてるのでお近くの洗い人加盟店が簡単に調べることができますよ!

 

◎おまけコーナー (店主 久しぶりに鉄旅に行く②~DL・SL YOGISHA よこかわ編~)

今回は前回の続きになります。

 

名古屋から特急ワイドビューしなの7号で篠ノ井まで行き、しなの鉄道に乗って上田から北陸新幹線で高崎までやってきました。

 

JR東日本高崎支社 高崎運輸区にはD51とC61の2両のSLがあって、週末を中心にたくさん運行されています。

店主が今回乗ってきたDL・SL YOGISHA よこかわ号は、高崎から信越線横川駅までを往復します。列車名のYOGISHA=夜汽車の通り、夕方に出発して暗い幻想的な夜に走る蒸気機関車は人気の列車で、当日も満席でプラチナチケットです。

 

現在の横川駅は、長野新幹線開業後に軽井沢~横川間(碓氷峠)が廃止されてからは終着駅になっている為、転車台(機関車の向きを変える台)や機回し(機関車を客車の先頭に付け直す線路)が無いので、客車の両サイドにサンドイッチする形で運行しなければいけません。

 

行きはDD51ディーゼル機関車の牽引の為 DL YOGISHAよこかわ の列車名で、帰りはD51蒸気機関車の牽引で SL YOGISHAよこかわ の列車名になります。

まだ明るい夕方に高崎駅ホームに入線してきました。

ホームには乗車する乗り鉄さんと写真を撮る撮り鉄さんで大混雑して、まともに写真を撮ることができませんでした。発車時刻が近づいて慌てて乗り込みました。

 

DL・SL YOGISHA よこかわ号は、SL 蒸気機関車という事だけでも十分に魅力的なんですが、お客さんが乗る客車が更に魅力的です。

なんちゃってじゃない本物の旧型客車(昭和10、20年代の車両)で、茶色の塗装、直角の背もたれのボックス席、窓の下についた小さなテーブルの栓抜き、手動のドア(現在は安全上の理由で閉まる時は自動です)など、懐かしさ満点で歴史的にも貴重な車両なんです。

店主が乗った車両は4号車スハフ42という当時の標準的な三等車で、十分に魅力的な車両なんですが、できれば6号車の昭和13年製のスハフ32に乗りたかったです。この車両はJR東日本現役最古の車両で車内がニス塗りの木の輝きが、昭和の古き良き時代を感じることができます。しかし、1番人気の車両で指定席は入手困難みたいです。

高崎駅を出発してだんだんと暗くなっていき、古めかしい車内に電球色のあたたかい光がともり、ゆっくりと流れる街の灯りを眺めながら、昭和の夜汽車のムードを堪能できました。

あの峠の釜めしで有名な横川駅に到着すると、地域の街の人や、地元の高校生のおもてなしや太鼓の演奏で SL YOGISHA よこかわ の乗客を歓迎してくださいました。

 

折り返し列車はSL蒸気機関車の牽引で、発車時のぎこちなさがSLらしさがあって楽しかったです。

高崎駅到着後は、「あの時の感動がよみがえる 12系客車夜行急行の旅」ツアーに参加する友人と別れて、ひとり寂しく東京経由で新幹線で帰りました。

 

ご覧の皆さまも是非、高崎駅発のSL列車に乗りに旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

エンパイヤランドリー        店主 山田 雅之

まごころ仕上げクリーニング エンパイヤランドリー

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お客様の大切な衣類をまごころ込めて、店主の私がしみ抜き 、クリーニングいたします。 豊明市、名古屋市緑区、大府市なら まごころ仕上げクリーニング エンパイヤランドリー にお任せください(^_^)v 京技術修染会 修復師 山田 雅之