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私はあなたが少しだけ恐かった。でも、私はあなたに少しだけ興味もあったの。
単なる間違いなのかも知れない。でもちょっとした間違いのはずが、実は神様が仕組んだ運命的なものであったりもする。もしかしたら今回がそうかもと、私は感じていた。
あなたの前ではいつもドキドキして私は赤くなる。時々しか会えないけど、会えた時には私のすぐそばまで来てくれる。でも絶対に私に触れようとしない。
でも、そんな私の気持ちに気づいてくれたのか、あなたは少しだけ私に触れてくれた。すぐさま、あなたが私に触れてくれた部分が茶色く染まった。そう、これがあなたの色なのね。
なんか嬉しかった。たまに会う友達関係から、恋人同士になったみたい。一部分だけかもしれないけど、あなた色に染まった自分自身がとにかく嬉しかった。
でも付き合って直ぐに気付いた。私達はお似合いじゃない。よくよく考えれば赤色に茶色って意味がわからない。
別れ話を持ち出した時には既に遅く、あなたは私から離れようとしない。もちろん初めから知っていた。あなたが簡単ではないことを。恋は盲目、心に刻んでおこう。
この様な場合の恋の相談は、「愛知洗い人」さんにいつも相談している。親身になって話を聞いてくれる。今回も例外じゃない。
私は「愛知洗い人」さんがいるから、また次の新しい恋が出来るのかも知れない。だから私はまた進んでいける。
「愛知洗い人」木村 照臣