before+画像を拡大する

11月1日に行われた第27回中村区剣道大会、3年生慎之介は3・4年の部にて出場しました。区大会ではあるのですが多くの強豪道場の参加もあり、レベル的にはかなり高い大会です。

結果は5回戦で敗退のベスト16でした。もっと上までいけるはずだとの思いもありますが、今の慎之介ではこんなもんなのでしょうか。

いつも同じようにやっているつもりかも知れませんが、気合が入っている時と比べると足が動いていません。やはりそれでは勝てませんよね。もともと打って打って打ちまくって、その中から出来た相手のスキをつく剣道だった慎之介。やはり動きが少ないと慎之介らしさが微塵も出ません。

悪い癖の多い慎之介、ぐっと構えてからの一撃勝負は力の差があればまだしも、さほどでもない場合は打ち負ける場合が増えてきました。剣スピードは勝っていても中心の空いてしまう慎之介の打ちは、最短距離で打てる子に負けてしまうのです。

それを自覚しつつある慎之介は、いま必死で癖を直そうとしております。年が明ける頃、新年を迎えると共に新しい慎之介をお見せしたいなと…。結構ハードルが高いかな(笑)。

11月3日は第79回愛知県剣道道場連盟研修会でした。

洗心道場の門下生ではありますが、愛知県道場連盟すべての先生方の門下生でもあるのだなと研修会があるときいつも思います。対戦相手の先生方に教えて頂いている、勝って教わり負けて教わる、そんな心構えで子供達には研修会に挑んで欲しいと思っております。

さて3年生慎之介は低学年Aチーム先鋒で、年長凛之介は低学年Cチーム先鋒で出ました。

対戦チームを見ると、AチームよりCチームの方が強いところが多かった印象です。そして慎之介は8勝1分、凛之介は3勝4敗2分でした。

試合ともなれば普段注意していることなどどこかに吹き飛んでしまう慎之介と比べると、凛之介はたいへん頑張っていました。

100%勝てない相手にでも、やる気は100%でした。やられるにしても向かっていって打ち負けたりで、決して消極的なやられ方ではなかったです。

「返しドオ」も今までは打ち抜くことが出来ていませんでしたが、打ち抜くことも出来るようになっていました。

何もかもが3枚も4枚も上手の相手に、おちびちゃんが「返しドオ」の技を打ち抜いたものだから、思わず審判が旗を上げてくれた場面もあったりで、観ているものが応援したくなるような剣道をしていました。

とにかく止まっている時がひと時もありません。動いて動いて相手のスキを見て打つ。本当に今後が楽しみです。

まだまだ竹刀を横握りしてしまいますが、凛之介も頭では分かっていますので、小学生になれば自然と直っていくのではと思います。

そして団体戦の後は、個人個人の申し合わせでの稽古でした。

ありがたいことに、慎之介のところには毎回数人が走ってまでしても来てくれます。4年生チャンピオンのK君には人だかりができる程だったそうです。

ある子が「洗心の木村がいる。」ということで走って来てくれたのですが、いざやってみれば弟の凛之介で、明らかに途中からその子テンションが下がっているのです(笑)。ゴメンネ!

そんな凛之介は2年生チャンピオンのM君を見つけては一目散に走っていき、それを見てとったM君が心優しくも自分からお願いしますと言ってくれたそうです。

こんな風景や話は、道場連盟研修会でしか出てきません。それゆえに、この研修会はなんかとてもいい感じの研修会に思えます。慎之介や凛之介だけでなく、愛知県全体で強くなって行きましょう!

道場連盟の先生方、本当にいつもありがとうございます。

「愛知洗い人」 木村 照臣

 

(株)木村クリーニング

この記事を書いた

(株)木村クリーニングについてお店情報を見る

瑞穂区において、3代つづく老舗クリーニング店として多くの皆様に認知して頂いております。そして、これからもよろしくお願いいたします。