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場合によっては、シミ抜きっって「覆水を盆に返す」みたいなところがあります。
シミを付けるのは一瞬ですが、それを除去するには手間暇時間が掛かります。
今回の依頼はパンツに付いた革ベルトの色です。
湿気・汗・雨等に濡れ、それが原因で付着してしまう革ベルトの色。意外と多い事例です。
ベルトを外したあと、色が付いていると分かった瞬間は、正しくこの革ベルトは「三途の革ベルト」(笑)。
部分部分を綺麗に完全に落とすのはさほど難しい訳でもないですが、何せ腰回り一周なので綺麗にシミ抜きしたつもりでも、よく見るとまだ残っていたりします。
今回も一度従業員から駄目出しされました。
私一様社長です(笑)。
私は革ベルトから色が出たという経験はないのですが、ベルトの品質の問題もあるのかなと思います。
デザインやブランドとは別に、品質重視の選び方をすれば、今後の服やアイテムチョイスに違う視点を持てるのではと思います。
「愛知洗い人」木村 照臣