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通常は20チーム、今回は特別21チーム限定参加の総当たり。1団体戦当たり13分の太鼓がなるまで何試合してもよい事となっている。そして次の団体との試合に入る。この独特な方法は印南方式と呼ばれているらしいが、子供達は当然親たちですらいろいろな役割の中休む暇もないらしい。特に今回うちのチームは、I君のお父さんと付き添いの先生しか審判をできる人がいなく、その二方に審判は頼りっきり。さらにI君のお父さんは行き帰りの運転手でもあったので、本当に疲れたと思います。3月8日のこと、兵庫遠征とにかくご苦労様でした。

4年生以下低学年部の錬成会、19勝4敗10分の成績は2年生の慎之介にとって十分すぎるものだ。内容的にも慎之介スタイルが存分に出ていたというか、先生が引き出してくれたのだと思う。姿勢というか形というか、見た目的には決して綺麗ではないが、とにかく動いて手数で相手を翻弄する。技的には「出がしらのコテ」をタイミングよく打って1本取れるようにいつの間にかなっていた。例にもれず形は綺麗じゃないのだが。それでもなんか一回り強くなったな、1つ壁を超えたな、そんな印象を抱かせるものだった。そしてここでの成果が第22回NTTグループ東海少年剣道大会で、6年生相手に堂々と戦えたその試合内容に出ていた。

印南剣道場錬成会と言えば、実は秋にも印南剣道場に赴き印南さんと洗心の2道場だけで、主に2年生同士でみっちり練習試合をやっている。印南さんの2年生はとても強かったが、正直まだその時はうちら洗心道場の子らが相手を圧倒していたと思う。

しかし約4ヶ月ぶりの対戦はその時とは違った。相手の子の中には「打倒○○君!」と執念を燃やしてきた子もいたようだし、とにかくチーム全体の雰囲気が「打倒洗心!」なのがビデオからでも伝わってきた(思いすぎかな)。錬成会終了後、印南さんの2年生選抜チームと更にもう1試合やっていたこともその表れだと思う。そして今やチーム力としてほぼ互角、洗心道場の子らも浮か浮かしていられない。

4月12日、今度は愛知で洗心道場錬成会がある。もちろん印南剣道場の子達も3年生となり来るに違いない。もちろん全国制覇を目指している慎之介世代は、例え相手がどこの道場だろうがチームとして負けられない。道場内の切磋琢磨はもちろんのこと、全国のライバル道場をも見据え、その進歩の足を止めることはない。高学年になればなるほど実力の差は紙一重になってくると思うが、今これらの経験がその紙一重を征すると信じている。

「愛知洗い人」 木村 照臣

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