矢印
before+画像を拡大する After+画像を拡大する

チョンチョンとついているシミ。

前処理と洗いだけでは落ちませんでした。

 

あー、あまり触りたくない。そんな生地。

シミを落とすより、生地の色を落とす方が簡単そう(笑)。

 

生地の組成を調べ、何系の薬品なら強いかを確認。

シミ抜きガンの圧力も最弱にして、万が一のないよう万全を期す。

 

手順通りの作業は、手順通りに落ちなかったことを確認する以外に情報は無し。

 

となれば、やはり漂白に持っていくしかない。

嫌だ、やりたくない(笑)。

 

とは言え、シミが落ちないのだから仕方がない。

 

たっぷりとシミの周りを水で湿らせ、漂白剤が効きすぎないよう配慮。生地の色が少し落ちても、後に修正しやすくしておくことが大事。

 

シミ抜きはメリットよりデメリットを考えなくてはなりません。

 

慎重に慎重を重ね、無事にシミだけ落とせました。

小さいシミですが、神経を使う作業でした。

 

「愛知洗い人」木村 照臣

(株)木村クリーニング

この記事を書いた

(株)木村クリーニングについてお店情報を見る

瑞穂区において、3代つづく老舗クリーニング店として多くの皆様に認知して頂いております。そして、これからもよろしくお願いいたします。