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最先端技術の1つでもある半導体生産。
その中でも、生産において重要な役割を果たす「フッ化水素」。
純度の高いものは何でも溶かしてしまう。
ゆえに、それを入れる容器すら生産出来るところは僅からしい。
ゆえに劇薬であることも当然。
「フッ化水素」は素手に知らずのうちに付着しただけでも、時間が経てば大事になります。
よって最近はより安全な薬品を使って錆び落としをするわけですが、当然時間が掛かる。
錆びを落としきったと思っても、場合によっては再び僅かにでも残った鉄分が錆びて表面化することもある。
強い薬品を使いたいと思うが最近は規制も入り、その様な劇薬は購入や使用状況の報告が義務づけられたから、そっちの方が厄介だ。
よって最近は規制の掛からない安全な薬品にて、地道に錆び落としをやっている。ほんま、時間が掛かる。
「愛知洗い人」木村 照臣