なぜだろう？涙が頬をつたう。

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自転車のチェーンの油シミ。

 

これの少し前にも同じ依頼がありましたが、洗うだけでスッキリ落ち、改めてドライクリーニングの対油性洗浄力は強力なものがあると認識する次第です。

 

てなことで、ポリエステルについたものなら楽勝と思いきや、今回はピクリとも動かない。

 

どないなってんねん。

 

特殊シミ抜きで部分的に試してみたところ、一度の作業で半分ぐらいになったので、これならあと２～３回繰り返せば落ちるかなと思い、お見積を出しました。

 

ここからが話の本番。

 

作業回数を一桁間違えました。あと2～3回ではなく、20～30回。

 

10回を超えたぐらいで自然と涙が出てくる。しかもどれだけシミ抜きしても、完全には落ちない。

薄い生地ってこともあり、あまり負荷をかけすぎると生地に大きなダメージが残る。

 

最近、これ程泣いたことはないな～(笑)。

 

｢愛知洗い人｣木村 照臣