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ジャケットの肩の後ろ辺りに
「血液のシミが付いているよ~。」
と、友人に言われたらしく
「愛知洗い人」HPより検索して来て頂いたようです。
生地的に「綿」のような「ウール」のようなと思っていたら、混毛でした(笑)。
多少お急ぎだったらしく、頑張って早めにやりますねと約束。
そして、いざ血液のシミ抜きに入ると・・・
落ちない、少しも変わらない。
血液専用の薬品が全く効かない。
もしかしたら、今世界中で話題の多剤耐性型の血液(笑)?
そもそも、漂白をしても血液特有の科学反応がない。
そもそも、血液?
私はこの頃ようやく気付く。血液じゃない、おそらくインク。
かなりシミ抜きして生地もいじった。確実にインクなら落ちにくくなってる。
薬品をガンガンアルカリ性に傾けてインク除去したいが、ウールがアルカリ性にめっぽう弱い。
ヤバいよ、ヤバいよ(出川哲朗風(笑))。
久々の登場になるが、あの手しかない。
年明け早々、ある意味ちょうどいいかもである。(実際は年末(笑))
熱田神宮のちょい横、堀田方面のインクの神様に「二拝二拍手一拝」。
色々な薬品で攻めましたが、最後は赤系色素に特化した薬品でパット見分からなくなるまで落ちました。
めでたし、めでたし。
「愛知洗い人」木村 照臣