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皆さん、こんにちは。
愛知洗い人の太陽舎 修復師の畔柳(クロヤナギ)です。
6月に入り、じめじめとした梅雨の時期となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
本日は若者に人気のキャップブランド「ヨシノリコタケ」の事例をご紹介します。
ヨシノリコタケは2005年にデザイナー小竹義則氏によって発祥した存在感のあるブランドです。
このブランドは一つ一つが手作業で作られており、メッシュ部分の細部や独特なダメージ加工など、こだわりのある雰囲気が芸能人やアーティスト、プロスポ-ツ選手などの著名人にも愛されている人気ブランドですね。
今回は、そんな人気のヨシノリコタケのキャップの色あせの修正です。先ずは、色褪せて脱色してしまった写真をご覧下さい。
そもそもキャップ(帽子)は、どうしてこのように色褪せてしまうのでしょうか?
その一つの原因として帽子の内側が蒸れて汗を吸収した状態で長時間保管されている間に汗ジミが酸化してしまったり、紫外線(UV)によって染料が日焼けして色が退色してしまったことが挙げられます。
このような場合は、クリーニングのみでは綺麗にはできず、染色補正の作業をしなければ修復することはできません。脱落したキャップの色褪せ部分を丁寧に色を合わせながら脱色箇所が目立ちにくくなるように修復作業を繰り返します。
キャップの色を調合し、ロゴマークの部分をマスキングして、何度も何度もキャップの風合いや色合い・柄模様を確認しながら丁寧に色を吹きかけていきます。
今回は、ヨシノリコタケのキャップの本来の色合い・風合い・柄模様を損ねずにある程度キレイな状態まで修復することができました。これでまたお気にりのヨシノリコタケのキャップをご愛用していただけますね。
愛知洗い人では、「お客様のもう一度着たい!」を叶えるために、衣類のみならず、靴バッグやキャップ(帽子)までトータルでお客様のファッションアイテムをケアさせて頂きます。
ご遠方の方々は、全国からの宅配便にてのご依頼も多数お受け致しておりますので、お困りの品がございましたら愛知洗い人加盟店までお気軽にご相談下さい。
✩✩ 時どき クロさん ✩✩
先日、地域みっちゃく生活情報雑誌「名古屋フリモ」の取材があり、6月号の巻頭特集にクリーニングの太陽舎が掲載されました。
「名古屋フリモ」は、タイムリーなお役に立つ情報やク-ポンも豊富で、読者参加型のコミニティ情報誌です。
今回は有限会社太陽舎の歴史やインタビュ-の内容が紹介され掲載されています。
フリモARをダウンロ-ドしてから、表紙ををスキャンすると、クリーニング工場「太陽舎」の見学ができますよ。
https://chuco.co.jp/modules/fm/index.php?content_id=32
こちらかも「名古屋フリモ守山版」を見ることができますので、是非、ご覧下さいね。
それでは、次回の「時どきクロさん」もお楽しみに!
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全国各地からの宅配便でのご依頼も多数お受け致しております。
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