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24日は朝から洗心道場の部内戦である冬季選手権大会。全ての先生方の前で自分の成長ぶりを見て頂く大会です。
いつもは1面で行われる大会ですが、午後からの遠征バス出発の時間が決まっているため、進行上2面での試合になったようです。決勝戦のみ1面です。
1年生凛之介は2年生以下の部にて出場。
絶対優勝すると言って家を出ていきましたが、準優勝で終わりました。2年生の子たちが伸びてきて、もはや凛之介のアドバンテージは無くなりました。
今だに幼年時の剣道の延長線上なので、ここらで小学生の剣道に変わっていかなければならない時期に来ました。
凛之介もお兄ちゃんと同じくスピードと打ちどころの良さはあると思うので、ドタバタした剣道ではなく、基本のすり足からの剣道を意識させたいと思っています。
4年生慎之介は、3.4年生の部にて出場。
部内戦とは言え、4~5回は勝たないと優勝できないぐらいの人数がいる世代。お互い知り尽くしている相手だけに、ちょっとしたスキが命取りになります。
慎之介も絶対優勝すると言って家を出ていきましたが、慎之介は有言実行できたようです。
私は試合を観た訳ではないのですが出来が良かったらしく、師範長がこんなに褒めてくれることは珍しいどころか、他の子に対してもここまで褒めてたことはないのではと言うぐらいに褒めてくれたそうです。
慎之介の試合、観たかったな~。
先週のコラムで、慎之介の低空飛行が続きそうと書きましたが、こうなると奴の余りにも激しい好不調のバイオリズムは、親の私でも理解不可能。どう制御していいのか分かりません(笑)。
慎之介とお母ちゃんは、昼過ぎからはバスにて岡山遠征に出発。団体戦において最近不甲斐ない成績が多いので、ここらで慎之介が褒めて貰った剣道でチームを引っ張っていって欲しいものです。
何せ、先週やらかしましたから・・・(笑)。
今週は大将I君お休み。そのままポジションがずれて慎之介は中堅から副将へと思っていましたが、今回は中堅そのままで、いつもは次鋒のM君が副将に回ります。
1回戦・2回戦の慎之介は、3振り・2振りで2本勝ち。おっ~、ある意味いつもの慎之介じゃない(笑)。
打って変わって3回戦は試合終了ブザーとほぼ同時の1本。しかし、私から見た試合内容は悪いものには見えませんでした。
すっと間合いに入って瞬間タメを作って「メン」。こんな場面が何度もありました。あぶない場面も皆無といっていいほど。
4回戦も同様で1本勝ちではありましたが、何か安定感を感じさせる内容です。しかし、審判の旗が1人しか上がらない、そんな場面も何度かあり、これらをしっかり1本に出来るようにならなければなりませんね。
準決勝は和歌山で負けた砂山さんとの対戦でした。
結果的には代表者戦で敗れ敗退。またもや相手大将のM君に全部持って行かれました(笑)。M君の気迫や気持ちの強さは大したものです。
慎之介は開始40秒ほどで1本取りました。自画自賛の「返しドオ」。相手の打ちを前で捌けたと言っては、私にビデオをガン見しろと迫ります(笑)。
試合の方はまだ時間があっただけに、もう1本といきたかった訳ですが取りきれませんでした。結果的には、ここの1分20秒が最大のチャンスだったかもです。ということは・・・、今回も慎之介やらかしてくれました(笑)。
実は慎之介、昨日の冬季選手権大会で「これだっ!」っていうものを掴んだと言っておりました。この山手の大会では、その掴んだものが確かなものなのかを計る試合でもありました。
手元を上げる回数もぐ~んと減った気がします。どこかで1本とってくるな、そんな雰囲気すら感じます。とにかく、先週の坂本龍馬杯と比べれば格段に試合内容が良い気がします。
お正月・成人式の休日に大事な試合があり、そこでの慎之介がどう出るのか?
慎之介自身が一番楽しみにしているかも知れません。
「愛知洗い人」木村 照臣