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今回は、有松絞りのシャツに付いた食べこぼしのシミと、店主 岳南鉄道に乗る①をお届けします。
普段は、ご自宅でお洗濯している有松絞りのシャツに付いた、たくさんの食べこぼしのシミについてご相談を頂きました。
絞りの生地の表面にはシボがあり、形を整えて干しておけばアイロンの必要もなくて、色落ちや移染等に注意すれば 、家庭での洗濯でも扱い易いと思います。
しかしこのシボが、しみ抜きする際には、とても注意が必要になります。一度シボを潰してしまうと、直す事が難しい為、絞りの風合いには最善の注意をし、染み抜き作業を行います。
絞りの浴衣や、絞り製品のシミでお困りの方は、お近くの愛知洗い人加盟店へ是非ご相談ください。
エンパイヤランドリー 店主 山田 雅之
豊明市新栄町1ー151 ℡0562ー97ー0839
◎おまけコーナー
(店主 岳南鉄道に乗る ①)
クリーニング店主の私が乗ってきたのは、静岡県富士市を走っているローカル線の岳南鉄道です。
この岳南鉄道の起点の吉原駅は、JR東海道本線 吉原駅の隣りにあり、跨線橋の連絡通路でつながっています。
今回は鉄ちゃん目線でこの鉄道の魅力を伝えたいと思いますが、とにかく昭和の古い車両好きの店主の私にはたまらない鉄道です。
昭和42年に登場した、東京の京王電鉄 井の頭線を走っていた3000系車両を譲渡してもらい、中間電動車を1両で走れるよう、両側に運転台を設置する改造を行った7000系と、中間電動車の片側に運転台を設置し、2両で運行する8000系が、古い車両ながら元気に走っています。
この路線の沿線には製紙工場があり、以前はこの製紙工場から出荷する荷物を運ぶ貨物輸送が、4年前の2012年2月18日迄行われていました。その当時使っていた機関車で、昭和40,41年に造され、松本電鉄から昭和47年に譲り受けて使用していた ED403 や、昭和3年に川崎車両で製造され、上田温泉電軌(今の上田交通)で使用され、その後 名古屋鉄道に移り、昭和45年3月に譲り受けた ED501 が、岳南富士岡駅に保存されているので近くから見学する事ができます。
たった10駅で全長9.2km、約20分の短いローカル線ですが、とても面白い路線です。次回の私の投稿では、この路線の違う魅力をお届けしたいと思います。