画像を拡大する |
クリーニング業界はとにかく今が一番仕事の忙しい時期で、私自身も毎日ヘロヘロ。お母ちゃんが子供の剣道の練習や試合で出ていくことになれば、その分私に負担がかかってくるので、お母ちゃんも私の機嫌を伺っている感がある(笑)。
ゴールデンウィーク中も当然休みなし。しかし休日の学校も当然なし。そこで子供の面倒を見てもらうために、わざわざ横浜から叔父ちゃんに来てもらいました。
4月末日から5月初めにかけての熊本の大会。私も楽しみにしていたのですが、残念ながら中止。2泊3日の予定であった熊本遠征スケジュール。当然お母ちゃんも同行だったので、正直に言えば中止になって少し「ほっ。」としている自分もいました。
とにかくゴールデンウィーク中はお店が忙しいのに人員も手薄になるので、お母ちゃんがいてくれることに一安心。とにかくクリーニング業界にとってゴールデンウィークは邪魔でしかありません(笑)。
さて5月5日に行なわれた砥鹿大会。慎之介が東院剣友会の先鋒で出るとあって、お祖父ちゃんと凛之介は電車で駆けつけ応援に行くこととなりました。
予め名鉄特急パノラマスーパーの展望車両最前列を予約でキープ。神宮前から豊橋までの約50分の楽しい電車での旅。知っている人は知っていると思いますが、この展望車両は大人でもワクワクします。
ワクワクと言えばこの日の砥鹿神社は屋台もでます。今大会はお祭りの中の奉納剣道大会でもあり、洗心道場にとっては年間通して唯一の野外での試合です。
予選は3チームで争い、1位のみが決勝トーナメントに進めます。去年は予選を突破したものの、決勝トーナメント1回戦で散りました。
今年も取り敢えず予選は突破できました。慎之介も2試合とも勝利を上げ、調子は上々のようです。
さらに調子が上々なのは凛之介。お兄ちゃんの応援に来たのに、開会直後にあった洗心チームの試合を観たあとは屋台に行くと言ってききません。もうすぐお兄ちゃんの試合が始まるというのにです。凛之介は何しに行ったんだ~(笑)。
決勝トーナメントはシードで2回戦から登場。相手は全国大会予選でも対戦した誠礼館です。慎之介たちはリベンジに燃えていたと思います。
慎之介の試合。動き自体は良かったように思います。「相メン」も打ち勝っていました。惜しくも1本にはなりませんでしたが、身長が頭1つ違う高学年相手に十分戦える格好です。
その後「返しドオ」で1本決めます。私が一番慎之介を理解しているつもりでしたが、この時の「返しドオ」は今までにない感じを受けました。
慎之介研究の第一人者である私は、だいたい慎之介が何を狙っているか分かるのですが、この時はまさかの「返しドオ」でした。あれ、成長している?
しかしそう思ったのもつかの間、「メン」で1本取られます。まるで吉本新喜劇かドリフターズのネタのような取られ方をしました。
先生が開口一番「たわけ~!」と叫んでいます。ここが屋内なら、やまびこのように
「たわけ~ たわけ~ たわけ~!」とこだましていたことでしょう(笑)。
観たものなら分かります。確かに「たわけ~!」の言葉しか出てきません(爆)。
時間も残り少なく引き分けか~と思っていたところ、最後に「コテ」を決めて勝利をあげました。いい「コテ」でした。
決めた直前にもいい「コテ」を打てていて、1本しか旗が上がりませんでしたが、呼び水になっていたかも知れません。このコートの審判は旗が重いなとの印象もあり、そんな中で2本取ってきた価値は十分です。
チームとしては代表者戦まで行きましたが、今回も負けました。でも次は勝つ、そんな手応えも掴んだ試合でした。誠礼館さん、また対戦できることを楽しみにしております。その時はよろしくお願いいたします。
7日には道場連盟研修会、8日には高山剣道錬成会がありましたが、次週にしたいと思います。
「愛知洗い人」木村 照臣