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ビフォアー写真はそれなりに綺麗に見えますが、
アフター写真は脇の汗シミがくっきりと浮かび上がっています。
別にビフォアーアフターを間違えた訳ではありません。
私が何かをやらかした訳でもありません(笑)。
プレスの蒸気で本当は落ちていなかった汗の成分が「フワァ」と浮かび上がったのです。
皮脂汚れなど油性系に強いクリーニングはドライクリーニング、
汗など水溶性に強いクリーニングは水洗いです。
有機溶剤のドライクリーニングは、基本水を使いません。
それでも汗をなるべく落とそうと「汗取りドライ」なるクリーニングもありますが、
かなり汗をかいた洋服を、後々脇シミにならない程度まで汗を落とすことは不可能です。
汗を落としたいなら、水洗いが×のお洋服はウェットクリーニングをするのが一番です。
水を使うからこそ汗もスッキリ落とせます。
ただし、これはかなり高度な技術が必要とされます。
そしてもちろん「愛知洗い人」なら、このウェットクリーニングは当たり前にこなします。
受付において、汗をかいたと行って下さいね!
正直割増し料金にはなりますが、後々を考えれば逆にお値打ちなクリーニング方法だと思います。
写真のお洋服はその後、脇の部分処理をさせて頂きました。
このレベルなら、まだ簡単に落とせますが、これ以上になると復元再生加工処理が必要になってきますよ!
「愛知洗い人」木村 照臣