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昨年慎之介は2年生中心のBチームで参加させて頂きました。3回戦で負けて、この大会自体の概要は知らずのままというより、興味を持つ前の段階で終了してしまいました(笑)。

しかし今回、大会当日現地に顔を出してみれば思った以上にとても立派な大会で、小学生低学年の部だけでも170チームを越していたように思います。42回続いている伝統、伊達ではありませんでした。

前3人が3年生・後2人が4年生の洗心低学年Aチーム次鋒で慎之介は挑みます。久々にベストメンバーのAチームです。今回は、2年生チームに年長さんの凛之介もCチーム次鋒で出場。お泊まり遠征試合に初参加させて頂きました。

おそらく今期最後になるであろう低学年の団体戦を観たくて、私も出張先の福井から駆けつけました。

前日の稽古会、お母ちゃんは凛之介のCチームに張り付いて申し合わせの営業。そんなCチームには子供の頃からバリバリに剣道をやってきて実績も残してきたM君のお父さんは心強い存在で、試合ごとにアドバイスをしていただいていたそうです。本当にありがとうございます。

そして一方Aチームには先生が付いてくれないと、実はなかなかアドバイスできる人がいないのです。1人のお父さんを除いて後は全員素人。申し合わせの時には、審判も出せない(笑)。

ちなみに前日稽古会と関西選抜敗戦後の申し合わせの凛之介の成績は、5勝3敗8分でした。Cチームだったので、強すぎない相手をなるべく選んでいたそうです。慎之介の前日稽古会は10勝2分でした。

そんな情報どうでもいいとして、本番当日。まずは凛之介のCチームです。

Cチームの1回戦は前情報によるとかなり手強い相手らしく、こうなれば全力でぶつかっていくのみです。

先鋒戦はMちゃんがとにかく頑張って勝ってきました。成長ぶりを思わせる勝ちでした。それを受けての凛之介は、旗が上がってもおかしくない場面が2度ほどありましたが、結局引き分け。

先鋒次鋒で1勝1分。その状態で期待の2年生トリオにつないだのでしたが、中堅以降の相手チームは先鋒次鋒とはまたレベルの違う強さ。そのまま3連敗で敗退。

それでも不運な流れ感もありましたので、凛之介がもし勝っていたら旗はこちら側に上がっていたかもしれない流れを作れていたかも知れません。凛之介は勝ちたかったととても悔しそうでした。でも仕方がないです。

Kちゃんのお父さんいわく「なんで初戦からこんなに強いチームと当たるんだ!」とぼやいておりましたが、私も激しく同意です(笑)。

次は慎之介のAチームです。

パンフレットには評判の高いチーム名がごろごろあって、本当にかなりレベルの高い大会だと再認識させられました。1回戦から気合を入れていかなければ、どこで足元を救われるか分からない状況です。

さすがに1回戦2回戦と無難に勝ち上がりましたが、3回戦は慎之介が1本負けをしてピンチが訪れます。しかし中堅I君がすぐさま2本勝ちで事なきを得ました。

慎之介の合わせに行くような「相メン」は心臓に悪い。やられる場合はほとんど相変わらず「相メン」。打つならしっかり自分から打っていって欲しいです。結局3回戦は1-1の本数差でした。

一発師範長から気合を入れられた後の慎之介の4回戦は2本勝ち。そのまま1-0で勝利。5回戦は先鋒の負けを帳消しにする1本勝ち。その後大将戦で勝って2-1で勝利。

そして準決勝は小曽根Aチームさん。ここが最大の山になりそうです。以前にも対戦していますが、今期最強低学年チームの筆頭と思われるチームです。

しかし前回対戦時とはお互いメンバーが違っていました。こちらはベストメンバー。小曽根さんもメンバーが違えどベストメンバーだったのでしょうか。とにかく少々入れ替わってもその強さは微塵も変わらないところが凄い。

5回戦時に負けて一発気合を入れられた先鋒M君が、大一番で1本勝ち。5回戦で負けた悔しさをぶつけたような根性を見せてくれました。

先鋒の勝ちを受けての慎之介。強い相手にも関わらず安定した内容を見せていたような気がしました。慎之介自身も「負ける気はしない。後は勝てるか引き分けは半々。」だと思って試合をしていたようです。

結果は引き分けでしたが、何か成長ぶりを感じた試合でした。私以上にど素人おじちゃんも「慎之介は上半身のツッコミがなくなってきた。」と素直な印象を語っていました。

試合の方はその後に2本負けを許し、1-1の本数差で敗退。ちょっと悔しい敗戦です。やはり小曽根さん、簡単には逃げ切らせてくれませんでした。3位確定です。

決勝では小曽根さんの先鋒次鋒が、もう1つの今期最強低学年チーム候補の緑苑さん相手にそれぞれ2本勝ちでほぼ勝負を決め、スコアーも3-0で勝ったらしく余計悔しさが滲みます。でも勝負って、その時その時で分からなものですね。緑苑さんの実力を考えれば、決勝戦のスコアーは正直信じがたいものがあります。

それにしても、3年生が3人入っていた今期の洗心低学年Aチーム。強力な4年生との対戦では苦戦を強いられることも多く、いつも4年生の副将・大将に負担を掛けてばかりでした。高学年時には、1学年の差など感じないほどになれればと思っています。ありがとうございました。

時に来期の洗心低学年チームはオール4年生で組める人数が揃っています。オール4年生だからこそ言い訳は通用しません。今期以上の成績を目指しましょう!

しかしこの日の私は福井~岸和田市~名古屋の移動。行きは電車の遅れもあり合計8時間近く電車に乗りました。今だに疲れが抜けません(笑)。

「愛知洗い人」木村 照臣

(株)木村クリーニング

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