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30日の特別稽古をお休みして、年末恒例の弟家族達とお食事会をし、その足でお母ちゃんの実家の横浜に行きました。
慎之介も・凛之介も横浜のお爺ちゃんお婆ちゃん家が大好きです。剣道の試合の関係上なかなか横浜に行ける機会も少なくなったので、本当に楽しみにしておりました。
みんなで「UNO」で遊んだり、嫁さんの弟夫婦も来たり。大晦日はTVを観て大笑いしながら新年を迎えました。大晦日は年に一度だけの夜ふかしを許されています。
しかし慎之介は2日から愛媛遠征が組まれているので、1日の夕方には横浜をたちます。剣道ではなかなか「残心」の出来ない慎之介ですが、新横浜の新幹線の改札に向かう時の「まだ帰りたくないよ~!」の後ろ姿の「残心」は見事でした(笑)。
ちょっぴり可哀想な慎之介を横目に、私と凛之介は3日に帰ることになっています。
さて、2日の朝は道場に4時20分集合と聞いています。きっとチームの皆の顔を見れば、真剣に剣道に打ち込みつつもそれはそれで楽しい愛媛お泊まり遠征なのではないでしょうか。勝てばの話ですが(笑)。
先鋒で出た慎之介の前日錬成会は、4勝1敗2分でした。1敗は大阪の小曽根さんです。前評判も強かったオール4年生の小曽根低学年チームは、穴もなく強かったですね。この時はチーム全員がオール1本負けしました。
今回も低学年チームはいつものI君に代わりN君が入っています。前3人が3年生で後ろ2人は4年生の布陣で、慎之介は先鋒で出場しました。
午前中は個人戦だったらしく慎之介は出ませんでしたが、大将K君が強豪ひしめく中準優勝しました。さすがだな~と関心する一方で、K君でも優勝出来ないこの個人戦のレベルの高さを思い知りました。
それでも、頼みます。大将K君はいつでも無条件で優勝して下さい(笑)。
午後から団体戦ですが、慎之介が先鋒で出るときはいつも心配です。ドッカーンとやらかす時があるからで、出ばなの先鋒でやらかすと後に響くので、こちらとしてはドキドキです。
でもやはりと言うか、初戦の2回戦・3回戦と引き分けで来ました。特に3回戦は1本取った後、ブザーと同時に1本取られ引き分け。
確かにブザーの方が先に鳴っていましたが、審判が1本を認めたならそれはブザーと同時なのです。
相手に突進して行って何気ない「相メン」でやられるという大失態。何気なく普通に構えているだけでも2分が来て1本勝ちを出来たものを…。
2回戦もそうでしたが、3回戦も大将K君に大きな負担を掛けてしまいました。特に3回戦の大将戦は個人戦でも準決勝で激戦を繰り広げたらしく、ひやひやもんのチームの勝利でした。
4回戦は大将K君に負担を掛けまいと、みんなで頑張ったとのことでした。相手チームはあの福岡の如水館を破って勝ち上がって来たチームです。
慎之介も何とか今日の初勝利を飾り、今回は前4人で勝負を決めることが出来ました。
そして準決勝は前日錬成会0-5で負けた小曽根さんです。もちろん優勝するためにはここが最大の山です。慎之介は「絶対勝つ!」と言っていたらしいですが、もしかしたら「絶対勝つ!」は単なる口癖かも知れません(笑)。年末の嘉章旗の前にも言っていました。
慎之介自身はどさくさまぎれに「コテ」を決めて1本勝ち。まるで目の前の餌に何でも飛び付くブラックバスの用な1本でした。そして、何回も吹っ飛ばされ倒れながらも、何とか頑張りました。個人的には前日の借りを返せた感じです。
慎之介は意外と普段は大したことがないのですが、大一番には結構強いかも知れません。途中イマイチでも、最後の最後は勝ってくるような感じです。
先鋒の勝ちを受けての次鋒N君。個人戦で優勝した相手から「相メン」で旗が割れたものの1本奪取。大いに盛り上がったらしいですが、この後2本取られてしまいました。惜しかった~。特に「ドオ」を空振りして1本取られたのは勿体無かった~。
その後は中堅・副将と負けてジ・エンド、1-3で負けました。しかし全員勝負になっていましたし、もっとやれるはずとの印象を残しました。逆に前日の0-5がどうかしていたぐらいです。
それでも、小曽根さんの強さは半端ないことには変わりありません。次は勝つとはなかなか言えませんが、とにかく勝負を大将まで繋げなくてはと感じました。
最後に、慎之介は小曽根さんとの対戦で何度も吹っ飛ばされ倒されたましたが、体作りも大事な要素であることを改めて思い知らされた感じです。
「お腹一杯からご飯もう一杯!」
今日から我が家の家訓となりました(笑)。
「愛知洗い人」木村 照臣