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11月7日に和歌山県御坊市で行われた今大会。午前中は錬成会、午後から藤園杯のスケジュールで行われました。慎之介は洗心道場低学年Aチーム先鋒にて、前3人は3年生、後2人は4年生のいつものメンバーで挑みました。
リーグ戦が行われた後の申し合わせによる錬成会、洗心低学年Aチームはモテてました(笑)。そう、近藤杯準優勝の肩書きは偉大でした。
昼食時間中の会場は当然がら空きで、ギリギリまで申し合わせの練習試合をしたのですが、先にお約束して既に防具まで付けてスタンバイしてくれていたチームと結局出来ませんでした。
うちのお母ちゃんは何度も平謝りしたそうで、家に帰ってきてからも申し訳なかったと言っておりました。ここでも謝っておきたいと思います。本当にゴメンなさい。ですからネットとかで悪く書かないで~。
そんなこんなでついには昼食時間が10分しか取れず、慎之介は弁当を2割ほどしか食べられなかったそうです。一方S君は8割方食べれているので、早食いも才能の1つと言うか、身に付けていかなければいけないかも知れませんね。
さて最近1本を取られることが多くなった慎之介。斜め斜めに行ってしまい、打つ瞬間に軸がねじれ中心が空いてしまいます。とにかくやられるのは「相メン」が圧倒的です。逆にそれ以外では1本取られることがほとんど無いくらいです。
構えの悪さが原因でもあるので直していかなければなりません。
本番の試合トーナメント戦においても、先に1本取られ取り返しての引き分けが2度ほどありました。そうなる原因は先の事がほとんど全てです。とにかくスピードはあると思うので、とにかく正しい構えからの正しい打ちに一刻も早く直さなければと、いつも慎之介と話しています。
さて、トーナメント戦を勝ち進んで準決勝で当たった真武館さんとは、過去にビックウェーブ杯の決勝で1度勝っています。決勝で当たった広川さんとの過去の対戦成績は1勝1敗。勝ち負けはつきますが、その全てが紙一重ばかりの勝負で、例にもれず今回もそうでした。
特に真武館さんとの準決勝は0-0で、またもや代表者戦までいきました。慎之介は1本取られたあと取り返しての引き分けでしたが、もし取り返せていなければそのままチームが負けていた状況でした。
とにかくいくら引き分けでも、先に1本取られるのは見ている者の心臓に悪い。このレベルになると勝つどころか1本取ることすら難しくなってくる。現に次鋒以下はお互いに1本も取れずに全部引き分けなのですから…。
まあそれでも、1本取ったあとは相手も守りに入るそんな状況の中で、取り返してきたのは慎之介の底力だと信じたいと思います。そして何度も言いますが、とにかく致命的な癖を一刻も早く直して1本取られないようにしたいですね。さすればいかに1本取るかに集中できるはずです。こんなことはみんな同じか(笑)。
広川さんとは3-0で勝利して優勝。もちろんスコアーほどの力の差などありません。前回よりも強くなっている対戦相手に対して、自分達の成長の足が少しでも止まれば立場はすぐにでも逆転する、立ち止まっている時間は少しも無い、そんな現状です。
試合終了後、真武館さんから再度の申し込みがあり練習試合をやりました。そのときは0-3で完敗。それにしても、大会終了後に再戦を申し込んでくる真武館さんの貪欲さには恐怖を感じるくらいです。でもそれくらいでないと、全国制覇は夢のまた夢なのかも知れません。
今回は低学年Bチームも参加しました。現在Aチームに3年生3人ですから、来年度はBチームから2人がAチームに入るはずです。それを目標として頑張っている子達もいるので、慎之介達には常に3年生を引っ張って行く存在であって欲しいです。
そのためにも、あの見ている者を辱める様な癖は直しましょう!慎之介君(笑)。
家に着いたのは夜遅くなったものの、今回も嬉しそうにメダルを持って帰ってきました。
「愛知洗い人」 木村 照臣