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11日は大会前日の錬成会、12日は本番の寺西杯となった徳島県鳴門市への遠征。
思い起こせば、去年は2年生中心の洗心低学年Bチームとして参加予定であったが、台風により中止となった大会でした。
去年と違うのは、BチームではなくAチームとして参加するところ。いつもの3年生3人と4年生2人のチームで、慎之介は次鋒で挑みます。
今期の低学年の団体戦で、すでに関西方面に3回遠征しており、「今回もあそこのチームがいるね。」なんてことが多くなってきました。
関西遠征にて優勝2回準優勝1回の成績の洗心道場低学年Aチームは、ちょいと目立つ存在になってきたかも知れません。もちろん受けて立つなんて気持ちは毛頭ありませんが、対戦相手の気合の入れ方が「はんぱないな。」と感じるようにもなってきました。
1回戦シードで2回戦から登場。
特に3回戦で対戦した修心館村元道場さんの気合の入り方は凄かった様です。選手のみんなから炎が見えるかのようで、遠目から見ても気合十分なのが感じれたみたいです。
一方、静まりかえっている我が洗心チーム。試合前、やっとこさA先生が来てくれてこう言いました。
「なにシーンとした感じなんだ~。」
それを聞いてあるお母さんがこう思ったらしいです。
「先生がもっと早く来て、チームの志気を盛り上げてくれ~(笑)。」
案の定、相手の気迫に押された試合となり、副将まで全員引き分けでヒヤヒヤもんだったらしいです。特に中堅・副将は先に1本取られての引き分け。さらに言えば副将は終了ブザーと同時の1本だったそうです。
最大の山となったのは準決勝、名門 京都太秦少年剣道部Aチームです。約2ヶ月前の和歌山で行われた大会も準決勝で対戦し、代表者戦にて勝利しております。それ故に、太秦さんもそれなりの決意で挑んできたことでしょう。
我が洗心チームも、気合十分の試合前です。
前回の対戦時は先鋒だった慎之介。この時は1本勝ちを収め、その後1-1となって代表者戦までもつれましたが、今回は洗心チームの先鋒と次鋒が入れ代わっています。
そして今回は先鋒M君1本勝ち、次鋒慎之介2本勝ち。その後の中堅以降は十分気持ちにゆとりを持てたのではないでしょうか。結果2-1で無難に逃げ切り勝利を収めました。
やはり前2人が勝利してくると、ぐんと試合が有利に運びます。年中の頃から一緒に剣道をやってきたM君と慎之介、小学生前までは落ちこぼれの2人でしたが今や…
「俺たち2人が勝って、試合を決めよう。」
そんな言葉が出るほどです。そして太秦さんとの試合は、それが現実となった試合でした。
決勝戦は3-0で勝利して優勝。四国まで行った甲斐がありました。洗心高学年Aチームも優勝して、初のアベック優勝。18日に地元愛知で行われ全国大会レベルと評される「近藤杯」に向けて、よい準備が出来ました。
「近藤杯」、今からちょっとドキドキです。
「愛知洗い人」 木村 照臣