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第32回愛知県少年剣道個人選手権大会が、愛知県武道館にて6月7日に行われました。

1・2年の部以外は学年別に行われるこの大会、毎年年末にある武徳館少年剣道大会と同じく、半年に一度愛知県チャンピオンを決める大会として認知されていると思います。昨年末、武徳館少年剣道大会で優勝した慎之介は、もちろんここも優勝を狙って挑んだ大会でした。

実は大会前日、和歌山の錬成会に遠征しており、洗心Cチ―ムとして高学年相手に練習試合をこなしてきました。写真はそのスコアー表です。個人選手権に向けての格好の練習は、年上の人との厳しい戦い。闘争心をむき出しにして格上の相手にぶつかってゆく慎之介の姿は、まさにFigfterそのもの。そこに背中心の通った姿なら風格も出てこようものだが、「そのくにゃくにゃはなんとかならんのか~。」と言われるばかりの慎之介は、Figfterかも知れないがオーラの欠片もありません(苦笑)。

それでも、親の贔屓目は多分に入っているとしてもこの錬成会のビデオを観ている限り、「今日の対戦相手さん達にこれだけ戦えたら同門は別として、県内の同年には負けないだろう。」と高を括っておりました。しかし結果は2回戦負け。しかも「コテ」を2本ももらいました。相手の子も過去に対戦したことのある相手でしたが、ビックリするほど強くなっていました。

負けた対戦相手の1回戦を観て「デコテが上手だよ。」と情報を頂いたのですが、逆にあまり動けなくなってしまっっていつもの自分の剣道が出来なかったようです。「どうやってデコテをかわすか?」、それしか頭になかったと言っておりました。先生は「ちゃんと打てば、大丈夫。」とも言ってくれていたみたいなのですが、本能型Fighterの慎之介は頭が空っぽの方が力を発揮できるかも知れないと思いました。

家に帰って来た切り返しからして下手くその慎之介とは、師範長からも言われている基本的な部分を直そうと話しました。1週間で直るものでもないかも知れませんが、徹底的に意識をさせて癖を矯正し、今週末の中区の大会でリベンジをしたいと考えています。もともと運動神経は良いと言われているので、1つ癖が直れば半身の構え・半身だからこその左足の開き・打突の強さ鋭さ一瞬のスピードのそのすべてが改善される方向にいくのではと、ド素人ながら考えています。

しかし、どうした?洗心道場3年生!
今までは岡山での昇龍旗以外は全て、学年別・2年生時の1・2年生の部個人戦は洗心道場で勝ってきた。エースが負けても代わりの誰かが勝ってきた。3年生全体で気合を入れ直さなければいけないのかも知れないです。

それでも、今回慎之介が負けて一番被害を受けたのは、誕生日の近い凛之介でした(笑)。誕生日プレゼントのアップグレードのかけに、優勝慎之介を選択したのが最大のミスです。

優勝:プレゼント2つ
3位以上:現状据え置き
それ以下:半額

結果はそれ以下のさらにそれ以下で、涙目モード。

凛之介の発言集
「どうせ、どうせ僕なんか…。」
「僕の誕生日プレゼントは200円(涙)。」
「慎之介のバカ~。」
しかし最後には、
「もういい。自分で金メダル取る。」「全部とる。」
と言っておりました(笑)。

あまりにも凛之介がしょげているので、3・4年生の部なので優勝は不可能に近いにしても、中区の大会に泣きのもう1回を実施します。
さて結果はいかに…。

それでも凛之介は、「中区の大会はどうでもいい。慎之介は弱いから、もういい。」と切れていました(笑)。

「愛知洗い人」 木村 照臣

(株)木村クリーニング

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