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am5:43……裕子は、すでに目を覚まし朝食の準備をしていた。。。
「おはよ。。。雨、あがったみたいだなぁ」っと僕が呟けば、
彼女は「青いソラだよぉ♪ねっ 海へ行こぉ♪」っと 遠足へ行く朝の子供のように なんだか弾んでいる。。。
木製の古いスピーカーは、朝から ごきげんなビーチボーイズを届けてくれている。。。
もう秋だけど・・・まだ夏とは別れたくない 妙な気持ちが続いている。。。
僕は、おもいっきり背伸びをしたついでに ストレッチをして 身体をほぐしながら、
カリカリに焼かれたバタートーストを待っている。。。
裕子は、僕の好みを熟知しているようで・・・期待通りの朝食に「ありがとぅ」と伝えた。。。
〜 気付けば、真夜中に飲んだ珈琲が、僕の白デニムに染み込んでいた 〜
「やれやれ………。。。でも そろそろ出発しようか・・・」
玄関を施錠する彼女の後ろ姿を そっと抱きしめ 「ルンバでも踊ろうか?」とモカの香りをさせながら、僕たちはクルマに乗り込んだ。。。
さっきまで 頭上に浮いていた 白い白い迷い雲は、いつの間にか 何処かへ 流れ去ってしまってた。。。
やっぱり白デニムにシミが ついていたら どんなに格好良いブーツを履いていても格好悪いなぁ・・・。。。
ご家庭で落とせそうでも 落とせない珈琲のシミも「愛知洗い人」プロショップにご相談ください。。。