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夏の稽古の間にたっぷりと吸い込んだ汗等で、もはや異様な臭いを放つ剣道防具は、それその物自体が鼻を麻痺させ脳細胞を死滅させる「殺人兵器」と化している。
「このままでは家族の生命に関わる!」と思い立ち、剣道防具クリーニングをするに至りました。
今回は、自分の子供の剣道防具を洗い、脱臭します。
洗うことを前提としていない剣道防具、長年使っていてもクリーニングを一度もしたことがない人が多いと思います。我が息子の剣道防具を、当社にある最高のウェット洗剤・仕上げ剤、そして消臭薬剤を使いクリーニング屋さんならではの技術と設備で洗いました。
防具は藍染なので「どうにも止まらない!」ってな感じで色が出ます。こればっかりはしかたがありません。ネームの刺繍の色が紺色に染まっていきますが、なんとも言えない汚れや不純物みたいなものも「うわっ!」と出てきます。
面の顎の部分には、きっと擦れるからでしょうが皮脂汚れの塊みたいなのができていたので、染み抜き機を使ってその部分を削ぎ落としていき、買った時のような顎当たり肌触りに戻す事が出来たのではないでしょうか。
そして重要なのは脱臭です。すすぎ時に臭いそのものを分解する消臭薬剤を投入し、あとは神様に祈ります(ここが一番大事(笑))。
最後は乾燥ですが、なにせ分厚い綿生地ですのでなかなか乾きません。この時になかなか芯まで乾かせずカビが生えるなんてこともあると聞いていますが、そこはクリーニング屋さんならではのボックス乾燥機で2~3時間、高温にて完全に芯まで乾燥させることが出来ます。
私:「この防具の臭いを嗅いでみて!」
従業員:「これって完全にパワハラですよね!」
なんて言っていた従業員も、クリーニング後は
従業員:「えっ、これなら充分大丈夫ですね!」
そんな感想を言ってくれました。
洗い・消臭したと言っても、もともとの防具の匂いと今まで使ってきた様々な匂いが混ざって、ちょとした不快な匂いが残ってはいますが、鼻を近づけるまで気づきませんし、袋を開けた瞬間に、もわっとくる嫌な匂いもありません。私的にもここまで消臭されれば完全に1本とはいかないまでも、洗う前の状態を考えればかなり1本に近い技有りという印象です。
洗えないだろうなとか、落ないだろうなとか、そんな時こそ私達の出番です。
お困りの際には「愛知洗い人」にご相談下さい。
息子、喜んでくれるかな~!
PRです。
私達「愛知洗い人」が、名古屋栄にあるオアシス21にて9月26(金)~28(日)に開催される「尾張名古屋の職人展」にて、染み抜き実演をします。
お一人様1点1ヶ所、無料で復元再生加工をさせていただきますので、当日は「尾張名古屋の職人展」にお越し下さい。
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