画像を拡大する | 画像を拡大する |
1番目立つ部分の復元再生加工の依頼を受けました。
しかし作業終了後、ビフォアーアフターの写真を撮っていないことに気づき、
再度、依頼以外の部分の作業をしました(お客様には内緒でサービス)。
ですから、ビフォアーの半分しか染み抜きしていませんが、ご理解下さい。
洗うだけでも紺の柄がにじみそうな浴衣。
そんな部分の染み抜きは最新の注意が必要です。
部分漂白をしなければ落ちなかったシミですが、普通に漂白をすれば紺の柄から色が流れます。
しかしアフターの写真には色が流れた形跡すらありません。
ここに私達の技術が隠されています。
まあ隠しておいたのですが、さっそく種明かしです(笑)。
簡単に言えば、漂白剤の液に片栗粉みたいなものを混ぜて、液が流れないようにするのです。
柄との際の部分は、極細の筆を使って慎重に作業をしました。
絞りも消失しないよう、気を配りました。
細かい作業だった為か全身に力が入っていました。作業終了後は、肩こりになってましたよ(笑)!
染みでお困りの際は、「愛知洗い人」にご相談下さい。