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今回は、ジャンパーに付いたパテのシミの事例と、◎ おまけコーナー（乗り鉄店主 街中にある謎の車両を見に行く）をお届けします。
硬化してしまったパテのシミは、ご自身で落とそうとしてもなかなか落とす事が難しいシミになります。
柔らかいうちに無理に取ろうとして、ゴシゴシしてしまうと繊維の奥に染み込んでから固まって、更に落としにくい状況になります。
今回お預かりした品物も少し拭いたようで、繊維の奥に入り込んでいましたが、固まったパテを薬品を塗って柔らかくしてからシミ抜き機で剥がす事を何度も何度も繰り返して落としていきました。
何ヶ所もパテが付いているところがありましたが、全てキレイにできました。
愛知洗い人では、シミの種類に合わせて適切な薬品をチョイスし、生地に負担をかけない機械を使って落としていきます。
パテのシミは無理をせずにお近くの愛知洗い人加盟店にご相談ください。
愛知洗い人ホームページの洗い人検索では、加盟店が地図上にマッピングされてるのでお近くの洗い人加盟店が簡単に調べることができますよ。
◎ おまけコーナー（乗り鉄店主 街中にある謎の車両を見に行く）
今回は、豊田市にある会社の敷地内にある謎の鉄道車両を見に行ってきました。
刈谷ハイウェイオアシスから10分もかからない場所に、何故か今は廃線になってしまったピーチライナーの先頭車1両が保存されている事を知ったので行ってきました。
ピーチライナーとは、1991年3月25日に開業し、2006年10月1日に廃止された路線で、小牧市にある桃花台ニュータウンという住宅地と小牧線の小牧駅を結んでいた新交通システムの路線でした。
似たような路線は、神戸の三宮駅からポートアイランドを通って神戸空港を結ぶポートライナーや、東京の新橋駅からレインボーブリッジを通ってお台場方面を結ぶゆりかもめと同じシステムの鉄道です。
この保存車両は、愛知県豊田市にある服部工務店さんの会社敷地内にあります。
ネットを調べると、服部工務店の会長さんが1970年代当時に愛知県庁職員としてニュータウン開発を担当していてピーチライナーの計画にも携わっていた事から想いも深かったらそうで、車両購入費・搬送費・設置費など諸々を含めた費用を出されて購入したそうです。
車体の表面は波打っていますが、きちん塗装するなどメンテナンスはしているようで屋外保存の割には綺麗な状態を維持していると思います。
この様な屋外保存の鉄道車両のほとんどは、塗装がバリバリに剥がれたのちに錆びて朽ち果てていくパターンが多いので、ここの様に車両状態を維持してくれて感謝いっぱいです。
会社の敷地内ですが、車両の入り口には階段も設置されていて自由に見学できる様になっています。
階段を登って、本来なら自動で開くドアを手動で開けて車内に入ります。
AGT （Automated Guideway Transit）自動案内軌条式旅客輸送システム 路線の車両らしく車両は幅も長さも小さめです。
座席は進行方向に向けて前向きのクロスシートが並んでいます。そして他のAGT路線では標準の自動運転ではないので、しっかりとした運転席もありました。
車内には当時の路線図と、ピーチライナーを解説したパンフレットが貼ってあったり、制服も展示されていました。
店主の私は、子供の頃からピーチライナー沿線にお墓参りでこの辺りに馴染みがあって、開業前の工事中の時から少し記憶があります。
この路線のほとんどは2車線の道路に挟まれた中央分離帯の部分に橋脚があって、小さい頃に橋脚だけ作ってしばらく放置してあり、なんで作らないんだろうと思ってました。
就職して入った会社の寮が桃花台ニュータウンにあって、開業後3年くらいのピーチライナーが身近を走っていた風景を思いだします。
その当時は鉄道利用はほとんどしていなかったので、実は一回も乗ったことはありません。
そしていろいろな要因、予定していたほどニュータウンの人口が増えなかった（マンション中心から戸建てに変更）、ニュータウン居住者がアクセスの悪い小牧線経由のピーチライナーでの通勤よりも、春日井市方面にバスで行き便利のいいJR中央線経由がメインルートになったりと、需要予測が甘くて短期間で廃止になってしまいました。
たらればですが、計画にあった春日井市方面の中央線の駅に直結されていたらとか、廃止後に名古屋中心部へのアクセスが不便だった小牧線が、上飯田〜平安通が延伸されて地下鉄名城線に直結したのが路線廃止前だったらとかが実現していたら今でも廃止されずに残っていたんだろうなぁと思ったりしながら見学しました。
皆さんもぜひ、貴重で保存状態のいいピーチライナー車両を、豊田市に行ったら寄ってみてはどうですか。
エンパイヤランドリー 店主 山田 雅之
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