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はっきり言って、一番嫌な部類の染み抜きシルクスカーフです。
特にハイブランドともなれば、柄は複雑で多色に渡り繊細ときたもんだ(笑)。
触りたくないと思っているクリーニング店も多いと思いますが、我々は「愛知洗い人」です。
最新の注意を払いながら簡単に落とそうとはせず、とにかく少しずつ薄くなっていくシミに、焦らずゆっくりと何度も何度も同じ作業を繰り返す。
どれぐらいゆっくりだったかと例えると、
東京~名古屋を「のぞみ」ではなく「こだま」で行くような感じです(笑)。
ある薬剤を使い落ちていくシミなので、一気に落としたくなりますが、色まで落ちる危険性大。いや、恐らく確実に落ちたでしょう。
どうしてもシルク製品の復元再生加工は高くなってしまいますが、理由があるのです。
どのみち、「愛知洗い人」でなければ、そうそう落とせるシミでもないのです。
「愛知洗い人」木村 照臣