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本日はシルクコートの襟の汚れをこすって白くしてしまった事例と、店主 碓氷峠鉄道文化村に行く〜前回投稿の続き〜 をお届けします。

 

軽くて暖かいシルクの中綿入りコートの襟の汚れを自分で落とそうとして、市販のしみ抜き剤を使って こすってしまい白っぽくなって、ご相談頂きました。
シルクはスレに弱くデリケートな素材です。
こすってしまうと毛羽立ってしまったり脱色してしまいます。

今回は、しっかり洗って汚れを落としてから色修正をして復元致しました。

 

◎おまけコーナー(店主 碓氷鉄道文化村に行く〜前回投稿の続き〜)

小淵沢駅から乗ってきた小海線の観光列車 『ハイレール1375 』を佐久平駅で下車しました。
佐久平駅は北陸新幹線の接続駅です。駅前のレンタカー屋さんで、車を借りて碓氷鉄道文化村までレッツゴー!します。

上信越自動車道 佐久インターから松井田妙義インターを経由して1時間弱、レンタカーのフィットを走らせて到着しました。

駐車場に入ると入口に近いところは満車で、予想以上にお客さんがいっぱいでした。

 

チケット売り場では、ココに来たかった目的の1つの旧信越本線(横川〜軽井沢間の廃線の一部)を走るトロッコ列車シェルパ君の乗車券付き入場券を購入しました。
入園しましたがトロッコ列車の出発まで時間があるので、まずは園内に入って最初に目に付いた、特急あさま号のヘッドマークが付いた189系の車内に入りました。車内は製造当初からのオリジナルシートが並んでて、国鉄時代に車両好きの店主のテンションが早くもMAXになりました。運転室にも入る事ができ、座る事もできました。

次はいよいよトロッコです!
このトロッコ列車の走る線路は、平成9年に長野新幹線開業で東京〜長野のメインルートを譲り廃止になった、旧信越本線 横川〜軽井沢(碓氷峠)の下り線の横川駅寄りの2.6キロを往復します。
この路線は勾配がキツく66.7‰(1,000メートルにつき66.7メートル標高が上がります)あり、昔はこの区間のレールの間にはラックレールと言う歯形の3本目のレールがあり、この区間に入る列車は歯車がある専用の機関車を連結して、レールと噛み合わせてキツい坂を上って行きました。

後に輸送力向上と時間短縮の為に、歯車のアプト式から粘着運転方式(通常の方式)になり歯車が無くても上っていけるEF63形機関車が補機につく形になり、碓氷峠を越えていきました。
この様な貴重な廃線をトロッコ列車で体験できます。

トロッコ列車往復の後は、園内の展示車両を見て回りました。
事前の予習で楽しみにしてた10系寝台車のオハネ12 29に行きましたが、扉に鍵がかかってて車内に入れずガッカリしました。
(あ〜あ、懐かしの10系寝台の三段寝台を体験したかったなぁ。小5の時に友人と2人だけで行った、初夜行列車旅で、京都発出雲市行きの普通夜行列車「山陰」で、当時はお金が無くて寝台車を利用できなかったのですが車内を見学して興奮した思い出が蘇ります。)

 

他には貴重な機関車が色々展示してあります。中には運転室に入れて運転席に座れる車両もありますよ。

今回は時間が無くて出来ませんでしたが、碓氷峠鉄道文化村ではEF63の電気機関車の運転体験ができます。
1日座学を受けて試験を合格しないと乗れない本格的なものですが、いつかはまた来てやりたいと思いました。

 

次回12月1日の店主の私の投稿は、今回投稿の続きの最終回です。楽しみにしてお待ちくださいね。

 

◎おまけのおまけ
当店にご来店の際に「投稿見たよ!」で、店主がハイレール1375 車内の売店で購入したお土産を先着1名様にご用意しております。

 

エンパイヤランドリー 店主 山田 雅之

まごころ仕上げクリーニング エンパイヤランドリー

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お客様の大切な衣類をまごころ込めて、店主の私がしみ抜き 、クリーニングいたします。 豊明市、名古屋市緑区、大府市なら まごころ仕上げクリーニング エンパイヤランドリー にお任せください(^_^)v 京技術修染会 修復師 山田 雅之