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今回の事例は、汗で花弁の柄に色が滲んでしまった浴衣のご依頼です。
お持ち頂いた浴衣は、黒地に白の花弁がをあしらった柄で、汗により全体的に黒が薄く滲み出てしまっていました。
浴衣は染色堅牢度が弱く（染まりがあまり良くない）、濃い色合いのものほど多くの染料を使い色濃くしています、その分生地には染まりきれていない染料があり汗などの水分で色が滲み出てしまう事があります。もちろん洗濯も注意が必要で、洗濯中に出た染料が洗濯層を染めてしまう事もあります。
今回は、色の滲みを取り除く移染除去という処理を全体的に行いました。
またご家庭では非常に難しい処理です、漂白剤などを使用しても染料は漂白出来ません、かえってよりたくさんの色が出てしまう要因となってしまう事もありますので、お困りの際はお近くの「愛知洗い人」へご相談を！
名古屋市天白区元八事３－３３
℡ ０５２－８３１－９１９２
東宝クリーニング
蔭山幸司
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