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11月6日に行った日帰り旅行の話の前に、3日に行なわれた愛知県剣道道場連盟研修会の話しを書きたいと思います。

 

まずは4年生慎之介。低学年Aチーム中堅で出場。

 

引き分けはあったものの、一様無敗で終えたようです。チームとしては全勝でした。個人的には勝ちきれなかった対戦もあったようですが、時には先生からも褒めていただいた「攻め」もあったようです。

 

そして1年生凛之介。同じく低学年Dチーム先鋒で出場。

 

なんと凛之介も無敗だったようです。研修会も終わりに近づくと凛之介はバテバテだったようで、どう考えても勝てそうにない相手に対してもはや避けまくりの一手のみ。「剣」であるはずの竹刀が「楯」になっていたようです(笑)。

 

いくら負けたくないと言っても、こんなんでいいのでしょうか(笑)。

 

さて6日には、「ワイドビューしなの」で木曽路の旅に行きました。私と慎・凛の3人でのお出掛けです。残念ながらお母ちゃんはお仕事です。

 

散々悩みましたが、どうせ行くなら最大限と思い、朝7:00発の「ワイドビューしなの」に決めました。木曽路フリー切符を購入すれば、車でいくのとさほどコストは変わらないと思います。

 

最初の目的地は赤松自然公園。上松駅からバスで30分ほどです。バスの発車時刻の1時間ほど前には駅に着くので、駅前の喫茶店にて時間を潰そうかと思っていましたが、何もありませんでした(笑)。

 

すべてではないにしろ、特急電車が停車する駅ならと軽く考えていたのが甘かった(笑)。

 

檜の多い赤松自然公園は森林浴発祥の地と言われているらしく、その地にふさわしいほどの檜の香りが森中に広がっていました。リラックス効果は抜群の森だと思います。

 

また廃線になった森林鉄道が保存の意味を込めて復活しており、短い距離の往復でしたが十分子供達は満足したようです。

 

1時間弱ほどのハイキングも楽しみ、バスにて上松駅に戻ります。次の目的地は奈良井宿です。

 

奈良井宿は奈良井駅と直結していて、鉄道で移動している人にはとてもありがたい観光地です。しかも名古屋までは、16:33に臨時停車する「ワイドビューしなの」の指定を確保して乗り換えもなく帰れるので、何か心も気軽でした。

 

奈良井宿に着いて直ぐに気付いたことは、人の多さでした。ちょうどこの日は皇女「和宮」様の行列が行われる日だったらしく、それを一目見ようと観光客が押し寄せていたようです。

 

その行列がまもなくに迫った時間でしたが、そんなことよりまずは腹ごしらえ。ここで蕎麦を食べるために昼ごはんは子供達にも我慢させていましたが、当然14:00ともなれば我慢は限界を超えています(笑)。

 

木曽路フリー切符についていた2000円分のクーポンを使えるお店にたどり着き、私も子供達も大盛りを注文。ペロリといっちゃいました。

 

食後は町並みを楽しみながら皇女「和宮」様の可愛い姿を拝見。どうやら中学生の子らしいです。しかし行列していた人達の寒そうな格好は、夏バージョンの様相に見えます。

 

行列の休憩中一人の男の子に「寒くない~?」と声をかけたら、「寒い。休憩なんかいいから早く行きたい。」と漏らしておりました(笑)。

 

その後は煎茶と和菓子を楽しむ茶会に入りました。皇女「和宮」様の行列記念で、今日だけの特別茶会席だそうです。

 

苦味・渋みな中に甘味がある煎茶。三煎まで出してくれて、その違いを味あわせてくれます。

 

また先生のお手前を披露してくれるとなれば、子供達は一番前に図々しくも移動。目の前で先生の華麗なるお手前を観ておりました。

 

そんな子供達に、先生は自ら入れた3つのお茶の内2つを子供達に分けてくれました。そんな特別のお茶を美味しく頂いた子供達にお礼を言ってきなさいと挨拶に行かせれば、先生が満面の笑みで応えてくれたのが印象的でした。

 

しかしまだ小さい子供達に、あの煎茶の美味しさが分かったのであろうか。私も飲みたかった(笑)。

 

でも一つ分かったこと。

 

先生のお手前はとても美しかった。でもお茶が美味しいから美しかったのではなく、お手前が美しかったからお茶も美味しかったのだと。

 

剣道も、強いから格好いいのではなく、格好いいから強いのだと感じた次第です。慎之介も凛之介も構えた姿が格好良くなるといいな~。

 

「愛知洗い人」木村 照臣

(株)木村クリーニング

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