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子供達が本当に、本当に楽しみにしていた静岡奥大井でのお泊まりキャンプ。台風も接近してくる中、9月18日・19日と行ってきました。

 

天気予報は両日とも雨。さすがに雨のキャンプでは楽しくないのでキャンセルも考えましたが、子供達が「絶対行く!」と言って譲りません。今年はこの1回しか行けないであろうキャンプなので、思い切って行くことにしました。

 

途中、お母ちゃんと子供達は新金谷駅で降ろして、大井川鉄道でSLに乗車します。私はそのまま車で終点の千頭駅に先回り。

 

終点のちょい前で、SLに乗車中の子供たちに手を振ってお出迎え。SLの旅は、汽車の中でも工夫を凝らして昔ながらの旅の雰囲気を演出してくれます。

 

また千頭駅には、機関車トーマス号・ジェームス号などが停車しておりました。当然の如くそれに伴う鉄道ファンも多くて、600m程はなれた臨時駐車場も一杯でしたね。

 

千頭駅から車で約30分程度のところにある「アプトいちしろキャンプ場」。ここの管理人のおじさんがとってもいい人で、ただこのおじさんに会いにいくだけでもこのキャンプ場に来た価値があるほどです。

 

キャンプ場に到着した時は当然雨。しかも止みそうにありません。やっぱり帰ろうかと心も折れかけていましたが、それでも子供達はテントを建てると主張しています。両隣りのサイトはキャンセルしたらしいです。

 

気持ち小降りになったかなと自分に言い聞かせ、カッパを着て「今だ~!」と叫び、テント張りにかかりました。

 

途中風も吹いてきて、荷物を下ろす為に建てた簡単タープは2~3回転して飛ばされるわと大変でしたが、テントも建てしっかりと杭も打ち込み、何とか設営完了!

 

そしたら雨が止みました(笑)。

 

とにかくテントまで建ててしまえば雨を気にしなくても大丈夫。我が家のテントは2ルームテントで、1つのテントの中に寝室とリビングスペースがあるタイプ。2つテント建てる手間が1個で済みます。

 

直ぐに炭に火を入れて、夕食の準備。やっぱりキャンプでのバーベキューは最高です。食後は少しはなれた温泉「もりのいずみ」に・・・。綺麗でしたし、半額でしたし、お風呂の種類は多いが人は少ないし(笑)。

 

テントに帰って来て寝るまでの間、お喋りしたりカードゲームしたりで夜はふけていきます。決して広くない寝室スペースの空間は、何故か分かりませんが心がウキウキします。だからキャンプ場でのお泊まりは止められないのでしょうか。

 

次の日の朝、なんと晴れています。少なくとも少しばかりは天気も持ちそうな感じ。すばやくテントを撤収し、ハイキングに出かけました。

 

アプトいちしろキャンプ場はその名の如く、大井川鉄道井川線アプトいちしろ駅から500mほどのところにあります。

 

井川線がダム建設でダムに沈むこととなり、急遽別ルートが作られました。キャンプ場から駅までは旧路線のトンネルを通ることとなります。

 

そのトンネル、まったく灯りがありません。昼でも正真正銘真っ暗です。多少カーブもしているので、出口の光さえも見えません。大人の私でも、夜に1人でこのトンネルは無理です(笑)。

 

トンネルを抜ければそこに駅があります。アプトいちしろ駅です。ここから次の駅まで一気に90m登ります。このためこの駅で日本唯一のアプト式走行の機関車を連結します。

 

またここから先の景色が絶景中の絶景で、是非機会があればこの井川線の乗って欲しいと思います。

 

私達は奥大井湖上駅で下車。ここからのハイキングは定番のようです。この駅自体も絶景ポジションにあります。

 

ハイキングして一つ先の接岨峡温泉駅まで移動到着。しばらくしたら大雨が降ってきて、ギリギリセーフ。アプトいちしろ駅からもほとんどがトンネルなので、本当にギリギリセーフ。

 

無事にキャンプスケジュール予定を楽しく終えることが出来ました。

 

その後前日にも入った温泉に寄り、ネットで探して「とろろのととろ」というお食事屋さんで食事して帰路につきました。

 

特筆すべきは「とろろのととろ」というお店。詳細は省きますが、近くまで行くことがあれば是非立ち寄ってください。予約しないと厳しいかも。

 

「食の安全・お値打ち・旨い」の三拍子揃ったお店。店主のこだわりがそこにはありました。

 

ってな感じで終わった今回のお泊まりキャンプ。子供達も大満足のキャンプでした。

 

「愛知洗い人」木村 照臣

(株)木村クリーニング

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瑞穂区において、3代つづく老舗クリーニング店として多くの皆様に認知して頂いております。そして、これからもよろしくお願いいたします。