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4年生の慎之介たち低学年Aチームは、急遽事情により地元に残ることとなりました。お母ちゃんは慎之介の付き添いで、私自身は凛之介の付き添いとして初めて遠征に行く事となりました。4:15に道場に集合して兵庫に向けて出発です。

 

先週は印南錬成会高学年の部で慎之介がお世話になりましたが、今週は低学年の部で1年生凛之介がお世話になります。

 

途中インターで朝食時間をとったにも関わらず、地元道場よりも主催者印南さんよりも早く、会場一番乗りを果たした我が洗心道場。気合の入り方が違います(笑)。

 

兵庫県立武道館はとても立派な武道館で、武道場の床材からして違いました。どうやら足に優しいとのことです。これこそ体育館ではなくまさしく武道場。この様な会場で出来ることは嬉しい限りですね。

 

印南錬成会は独特な錬成会で、試合と試合の合間がありません。合計23チーム参加の今回、午前中はぶっ続けで11試合。午後は間で15分の休憩がはいるものの、同じく12試合のスケジュール。とてもハードな内容なだけに、1年生の凛之介がどこまでへばらずついていけるかと少し心配でもありました。

 

3年生5人に凛之介を加えた6人での洗心チーム、凛之介は先鋒と6人目を交互に入りました。

 

でもよく考えると、凛之介は今回の遠征に連れて行ってもらえて幸せな奴です。チームは5人でいいのに、6人目に凛之介を入れてもらえたわけですから。慎之介の遠征は2年生からでしたし、それでも早い方だと聞いていましたし。

 

さて元気よく始まった錬成会。凛之介は合計26試合戦い、7勝11敗8分でした。凛之介よく頑張りました。

 

それでも途中負けが込みだすと「1年生だから負けても仕方がない。」そんな雰囲気も出ていましたね。午前中の最後の2試合、先生から「ぶつかっても倒れるな。しっかり立て!」と言われ、自分なりに頑張ったのでしょう。先生からも「ほら見ろ、それだけで良くなった!」と、弁当と取りに行っていた私にもそう話してくれました。

 

昼食時間は45分間。けっこうあるようで時間は意外とすぐに経ちます。20分過ぎたぐらいで既に竹刀を持ってアップを始めている道場もありましたが、洗心チームはぎりぎりまで休憩。

 

にしても久々に食べた「ほっともっと」のお弁当がまだ暖かくて美味しかったです。先週も同じところに注文配達してもらったらしく、道場名も覚えてくれたみたいです。

 

ヘビーだった午前の部を乗り越え、リフレッシュして午後の部に挑みました。

 

午後の部の途中、凛之介はなかなか勝てなくて悔しくて泣いていたりもしました。それは凛之介だけではなく、他にも泣いている子がいました。疲れも出てきたようです。

 

午後の部を6試合消化して15分の中休憩。そして気合を入れ直し、最後の6試合に挑みました。何せ、ラスボス(笑)こと印南Aチームさんとの対戦が待っています。

 

印南Aチームさんの強さはみんなが知っています。そこに向けて士気を上げていかないとズタボロにやられるのではと思い、私なりにチームのみんなにはっぱを掛けていたつもりです。

 

いよいよ次となった時、となりで印南Aチームさんが試合をしている様子は、まるで無双状態の印南さん。1人1人がゲームの主人公のようです(笑)。

 

気合を入れいざ試合となったとき、全員が今までにない自分を出していたように思います。凛之介もあっという間に2本取られたものの、相手の打ちに防御するのではなく、堂々打ち合っていました。だた相手が悪かった、それだけです。

 

M君も1本取られても取り返し、Mちゃんは驚きの「返しドオ」で2本勝ち。I君も1本取りがむしゃらに打って打ちまくって引き分けに持ち込みました。ほかの子も凛之介同様、単に相手が悪かったそれだけで、気迫は負けていませんでした。

 

そこには、誰もが朝よりも一回り強くなった自分がいました。まわりの誰もが応援したくなるような、そんな剣道をしていました。印南Aチームさん相手に、一泡吹かすことができた、そんな試合でした。

 

それにしてもこの印南式錬成会は本当にハードな錬成会ですが、その分内容の濃い練習になっています。この練成会に呼んでいただける、幸せなことです。

 

そして今回の錬成会を通しての感想は、この今の3年生5人のチーム、来年は本当に強い低学年Aチームになるだろうなと思ったこと。涙を流した分だけ、みんな強くなったかな。

 

凛之介もよく頑張りました。特に最後の数試合、成長した部分を見せてくれました。

 

最後にM君パパ、運転お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

 

「愛知洗い人」木村 照臣

 

(株)木村クリーニング

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