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7月28日、日本武道館で行われた第50回記念全国道場少年剣道大会。各都道府県の予選を勝ち抜いた500以上のチームが日本一をかけて戦います。皇族の方もご臨席され、いかに凄い大会であるかを思い知らされます。

そんな全国大会、500以上もあれば高校野球ならどれだけの日程を要するか分からないぐらいですが、剣道ともなれば5人団体戦と言えども一日で終わります(笑)。

先鋒・次鋒・中堅は3年生3人・副将4年生・大将6年生で挑む光雲剣友会(洗心Cチーム)は、おそらく今回参加チームの中で最も低年齢のチーム構成だと思います。目指せ日本一と言いたいところですが、1回戦突破が現実的な目標です。

先鋒で挑んだ慎之介。戦いぶりはいつも以上に動きが激しかった気がします。そこでいつも能天気な慎之介に「緊張したか?」と聞いたら、「緊張したに決まっている。武道館だぞ!」と言っておりました。少々慎之介をバカにしすぎたようで、慎之介に怒られました(笑)。

試合内容は相変わらずの慎之介。形にとらわれずがむしゃらに打って打ち返す(本当は形にこだわって欲しいのですが(笑))。そんな中で出た技「返しメン」が決まって、まさかまさかの一本奪取。

相手も取り返さんとばかりにつばぜり合いから「引きドオ」を放つ。

少々無理気味な相手の「引きドオ」に対して、がら空きになったメンに渾身の一撃を放ち、まさかまさか、まさかまさかの2本勝ち。

その後1勝2敗1分でむかえた大将戦、見事に我が大将が1本勝ちを収めチームも勝利。最後の最後、慎之介の2本勝ちがものを言って、本数差勝ちで勝ちました。

負けた2人も2本負けをしなかったこと、後がない状況で副将が引き分けて大将につないだこと、そして大将がきっちり勝利を決めてくれたこと。まさしく5人のチームワークでもぎ取った全国大会での1勝でした(くっ~、泣けてきた~)。

2回戦では、先鋒・次鋒ともに先に1本取ったのですが取り返され引き分け。中堅は1本取られ取り返したのですが、直後に取られて負け。そして副将も善戦及ばずで負けて、ここで勝負有り。大将が2本勝ちしただけに、大将までつなげたかったです。

特に先鋒・次鋒・中堅は1本取っただけに、取り返されたのが痛かった。やはり3年生の若さが出たと言うところでしょうか。

それにしても、まだ全国大会に出るには早いんじゃないかと思われる3年生世代は、よい経験をさせて頂きました。全国大会のレベルの高さを肌で感じたことは今後の財産になると思います。3年生世代が本気で全国制覇を狙う高学年になった時、今回の経験が生きてくることでしょう。
そして来年も必ず予選を突破して、武道館に行きたいと思います。

全国大会の前には、夏季選手権大会もありました。

年長の凛之介は1・2年の部なのですが、凛之介がいるから2年生以下の部ですかね(笑)。凛之介は1勝して3位入賞です。冬季選手権から比べると、格段に成長しました。慎之介のスタイルを持ちつつも、慎之介にないものまで持っている気がします。今後が楽しみです。

慎之介も3・4年生の部にて3位入賞でした。いつもは「35点!」と言われる先生からも今回は「68点!」をもらいました(ワーイ)。それでも、微妙~(笑)。

「愛知洗い人」 木村 照臣

(株)木村クリーニング

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