before+画像を拡大する

新年度が始まり約2ヶ月が経ち、保護者としてのそれぞれの役回りが始動しています。

今期は、凛之介がお世話になっている保育園の方は、署名広報部のあいち保育共同連合会担当。慎之介がお世話になっている学童の方は、合同雇用委員の会計担当となりました。

まずは保育団体の、あいち保育共同連合会です。
去年までは小規模保育連合会の名前でしたが、発足よりかなりの年数が経ち、今や小規模でも何でもないとの事で、あいち保育共同連合会と名前を変えたそうです。保育の質の向上を目的として市や国などとも交渉し、また各園との交流・情報交換なども主な目的ともなっております。

この組織は特に保育の質にこだわった園の集まりです。それ故、保育士さんはもとより保護者の方も積極的に活動される園が多く、ひとたび署名を集めれば、名古屋市の人口の約1/10、22万筆以上をも集める力を持った組織です。

欲張りなほど市や国に対する要求は高いものがあります。しかし、その1つ1つはよく考えてみれば当たり前のことばかりでもあります。とにかく、同じ福祉である幼児とお年寄りとの支出割合比はなんと1:9で、さらに、お年寄り関係の支出は毎年自動的に1兆円増えていく中、保育に関する支出はなるべく抑えたいとの魂胆が見え見えです。だからこそ声を大にして叫ばなければ、東京まで声が届きません。ただでさえ、法律が改正され新しく出来たこども園なる制度も、私から見れば単に支出と国の責任を抑えたいだけの最悪なものなのに。本当に子供のことを考えていたら、こんな制度に出来るはずがない。

それと、税と社会保障の一体改革のはずが、単なる増税だけで終わっています。まさしく嘘つきは政治家の始まりです。前にも書きましたが、未来が無ければ今など存在価値すらない。それは自分達自身の全否定ということです。だからこそ、未来である子供達の為に最大限して上げられることはして上げる。国も社会も私達も、そんな想いであって欲しいと思います。

次は、学童保育の合同雇用委員です。
学童の合同雇用委員会は、瑞穂区・南区の有志の学童が集まり合同運営しておりますが、その運営内容を決める核となる委員会です。職員の採用など、決めなければいけないことは多岐に渡ります。会計予算も億近く、その全てがいい加減なものでは許されません。知れば知るほど、道理で誰もやりたがらないはずです(笑)。

そんな私も積極的に手を挙げた訳ではなく、半分ハメられたと言うのが正確なところです。しかし、自分で言うのも何ですが、意外とこのような事に向いていると思うところはあるので、私が良い意味で人選されたと考える事にしておこうと思います(笑)。

少し携われば、見たくもないところが見えてきます。とても不効率な助成金の仕組み。さすがにもう少しなんとか成らないかと思う職員の給料。この瑞穂区で土地を無料で貸してくれる仙人みたいな人を自前で探さなきゃいけないことなど、自分達だけではどうにも出来ないのではないかと思うような事さえ、その解決に向けて前進していかなければいけません。こりゃ毎回会議が遅くなるのも納得です。自分の力の及ぶ範囲で、精一杯やらせていただこうと思っています。

その他、仕事や組合関係などもあり、月5~6回の会議・会合は確定。不定期なものも合わせれば…(苦笑)。今期も忙しくなりそうです。

「愛知洗い人」 木村 照臣

(株)木村クリーニング

この記事を書いた

(株)木村クリーニングについてお店情報を見る

瑞穂区において、3代つづく老舗クリーニング店として多くの皆様に認知して頂いております。そして、これからもよろしくお願いいたします。